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上野のマルイ地下一階にある(「オートバックス」ではなく)「スターバックス」にコーヒーを買いに行くついでに国立科学博物館に行ってまいりました。

私が初めて行ったときよりも建物や展示物には変わりがありませんでしたが、レイアウトは大きく変わっていました。
たとえば本館・新館といった分け方ではなく、「日本館」「地球館」といった分け方になったり、展示物の場所も大きく変わっていました。
しかも入口や券売り場は地下になっているし、日本館(旧・本館)については1階からではなく、3階から見る構成になってました。

当日の特別展は、
「FLOWER ~太古の花から青いバラまで~」(17日まで)
企画展は
「相模湾の生物 きのう・きょう・あす」
でした。

特に私は「FLOWER ~太古の花から青いバラまで~」にてちょっと感動を覚えました。
実は「匂い」でも博物館の展示資料になるんだなって。

まず、展示場所に入るとお花の匂い(芳香剤というか香水というかそんな感じの匂い)がしてきたのには驚きました。
博物館資料って、(MDKさんより)とてもデリケートなものでちょうどいい気温・相対湿度を保たないとすぐに劣化してしまいます。また、博物館資料が化学変化によってむやみに劣化させないようにしているため、展示空間には匂いが漂わないと思っていたのですが。
実は花の匂いを「展示」していたんですね。

博物館資料って眼で見て脳みそに経験として植えつけるものだけだと思いきや、実は(蝉、秋の虫の鳴き声といった)音声みたいに耳で聴いて経験として植えつけるものもあったり、ましてや今回のように鼻で嗅いで経験として植えつけるものもあったりするんですね。
博物館資料って5感で感じるものなのかなと、そう思えてきます。

大学のときに学芸員課程で勉強していたときに、講師から「博物館に行くことで心が豊かになる」とおっしゃっていたのを思い出します。その講師と私と思考回路が違っていますが「博物館に行くことで心が豊かになる」という言葉には同意できます。
博物館にて、目で見て、手で触ったり、耳で聞いたり、鼻で匂いを嗅いだり、舌で味わったり、いろんな経験をすることで心が豊かになっていくものだなって。

そんな感動を覚えた国立科学博物館での数時間。
とてもよかったです。
(あ、そうそう。他にも、(生誕300年)植物学者リンネの功績と植物に対する情熱も感慨深かったです。)
また、行きます。

20070617.jpg
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